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日本の木の家を考える集い

 7月12日は社員大工3人も加わって、東京で建築フォーラムに参加してきました。
「このままでは、伝統構法の家がつくれない」と題された会は、定員250名のところ、400名が集まる大イベントになったと主催者の話。2007年6月の建築基準法の厳格化により一般の木造住宅ばかりではなく、とくに現場の職人の才覚で木を見立て、適材適所を考えてつくる伝統的な建物が法の規制にがんじがらめとなり、地域によっては構造計算をクリアした建物でさえチェックすることができる人が審査する側にいないという異常事態までおこっているらしいのです。
 私達もある程度の図面の中で、きちんとした建物を部材選びから木取り、墨付け、刻みと長年のうちに培ってきた経験の中で行っていく術を身をもって自然と会得してきました。何百何千という部材の中には、予定した材料が予定通り使われるのではなく、中には節があったり、ねじれが出たりと、それを読みながらホゾをつける、巧みに組んでいくということも大工仕事には当然求められるわけです。それを鉄やコンクリートなどの無機質均質な素材と同じように考えるようにさせられた結果、ひとつひとつ変更するたびに申請のために工事が止まったり、ということもあるのが大問題というわけです。

まじめに仕事に取り組む大工職の一員として、いかに現状と将来を見つめて、行動していくべきかを考えさせられる一日となりました。     (星野)

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東京研修2
東京研修3

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